うがい薬って、どれを使ったら良いの?③|お知らせ・ブログ|むし歯や歯周病の予防に特化した町田の歯医者「前田歯科医院」のDrポル ブログ

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うがい薬って、どれを使ったら良いの?③

うがい薬って、どれを使ったら良いの?③

ボア・ノイテ!こんばんは😃

原町田の『むし歯予防に特化した歯医者』、前田歯科医院 院長の前田一義です。

ポルトガル🇵🇹が好きで、仲間からはポルと呼ばれています。

よかったら「ポル先生」と呼んでください☺️

 

今日もご覧いただき、ありがとうございます😊

毎週土曜日に歯に関するお役立ち情報を中心にお届けしています。

どうぞよろしくお願いします!

本日、第19回目は「うがい薬って、どれを使ったら良いの?③」です。

 

うがい薬、使っていますか?

前回の記事ではむし歯予防に良い歯科医院専売のフッ素うがい薬のお話をしました。

うがい薬ってどれを使ったら良いの?②

 

今日は歯科医院で買える、「更に高濃度のフッ素うがい薬」についてです。

 

※成人を対象に記事を書いています。

フッ素うがい薬の濃度と使い方

 

日本で推奨されているフッ素うがい薬の濃度と使い方です。

 

225ppm (0.05%)毎日法

450ppm (0.1%) 毎日法

900ppm (0.2%) 週1回法

 

使い方は低濃度を毎日使うか、高濃度を週1回使うかです。

 

一方、スウェーデンのナショナルガイドラインでは、歯の根っこにむし歯ができるようなハイリスクの患者さんには

900ppmのフッ素うがい薬を毎日使うことをすすめているそうです。

 

しかし、日本で販売されている液状のフッ素うがい薬は高くても450ppmという濃度です。

 

液状のフッ素うがい薬については前回お話ししました。

うがい薬ってどれを使ったら良いの?②

顆粒状(粉状)の溶かして使うフッ素うがい薬

 

フッ素のうがい薬は液状タイプ以外にも顆粒状(粉状)のものがあります。

 

コレも歯科医院で買うことができますが薬局などでは売っていません。

 

使い方はフッ素の粉を水道水で溶かして使います。

これだと900ppmのフッ素のうがい薬が作れます!

しかも格安です。

 

液状のフッ素うがい薬は800〜1000円くらいで売られていますが、1/2〜1/3くらいの値段で高濃度のフッ素うがい薬が手に入ります。

 

でも、一点問題があります。

それは、粉を水に溶かして使うという面倒くささです。。。

(^_^;)

フッ素うがい薬900ppmの作り方&使い方

 

①フッ素の粉1.8gを2包、容器に入れます。

②200mlの水を入れます。

③かるく振って溶かします。

④毎日、夜寝る直前に10ml口に含み、30秒〜60秒ブクブクうがいをしてください。

⑤使った後は冷蔵庫保管です。

専用の瓶に保存して1ヶ月以上使うことができます。

 

※フッ素でうがいした後は飲食、うがいをせずにそのまま寝てください!

うがい薬って、どれを使ったら良いの?③

顆粒状フッ素の商品

うがい薬って、どれを使ったら良いの?③

商品名 ミラノール

メーカー ビーブランド

 

発売してから50年の歴史があります。

幼稚園や小学校で長年使われてきた定番の商品です。

当院ではこれを採用しています。

1ヶ月分で300円!

 

 

うがい薬って、どれを使ったら良いの?③

商品名 オラブリス

メーカー 昭和薬品

 

ミラノール以外にもオラブリスという商品もあります。

 

 

歯科医院によって置いてある商品が違います。

そもそも置いてないクリニックもあります。

かかりつけの先生に相談してみてください。

まとめ

 

・顆粒状のフッ素でうがい薬を作ることができる

 

・フッ素濃度900ppmのうがい薬はむし歯のリスクが高い人にオススメ

 

・お値段もリーズナブル

当院では1ヶ月分で300円!

 

 

今日もありがとうございました😊

フッ素を上手に使ってむし歯を予防しましょう!

 

オブリガード!

また来週〜😆

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