神経まで進行したむし歯C3の治療方法②|お知らせ・ブログ|むし歯や歯周病の予防に特化した町田の歯医者「前田歯科医院」のDrポル ブログ

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神経まで進行したむし歯C3の治療方法②

神経まで進行したむし歯C3の治療方法②

神経まで進行したむし歯C3の治療方法②

 

ボア・タルデ!こんにちは😃

 

東京都町田市の『むし歯予防に特化した歯医者』、前田歯科医院 院長の前田一義です。

 

ポルトガル🇵🇹が大好きで、仲間からはポルと呼ばれています。

よかったら「ポル先生」と呼んでください☺️

 

毎週土曜日に歯に関するお役立ち情報を中心にお届けしています。

 

いつも見てくれているあなた、ありがとうございます😊

 

 

本日、第31回目は「神経まで進行したむし歯C3の治療方法②」です。

 

 

前回のブログでは神経まで進行したむし歯C3の治療方法についてお話をしました。

 

今日はむし歯が神経(歯髄)にまで進行したC3の神経の治療方法、抜髄についてお伝えします😊

 

 

むし歯の進行度合い

神経まで進行したむし歯C3の治療方法②

むし歯は通常

エナメル質(C1)

象牙質(C2)

歯髄(C3)

の順に進行していきます。

 

歯髄(しずい)とは神経と血管が通っているところで、ココまでむし歯が進行すると激痛になることを前回お伝えしました。

神経まで進行したむし歯C3の治療方法

 

 

 

神経の治療『抜髄(ばつずい)』

神経まで進行したむし歯C3の治療方法②

 

歯髄までむし歯菌が入り込むと神経が炎症を起こし、歯髄炎(しずいえん)という病気になります。

 

歯髄炎で痛みがとれない場合、神経を取り除く『抜髄(ばつずい)』という処置を行います。

 

抜髄は歯の中から、炎症を起こした歯髄(神経)とばい菌を取り除く治療です。

 

この治療では、必ず必要なことがあります。

それは、ばい菌が入らない環境をつくることです。

 

口の中にはたくさんのばい菌がいます。

唾液の中にもたくさんのばい菌がいます。

 

抜髄は歯の中からばい菌を取り除く治療なので、治療の最中にばい菌が入っては意味がありません。

ばい菌を入れないバリヤー、ラバーダム

 

ラバーダムという言葉を聞いたことがありますか?

ゴムのシートを使って治療の際にばい菌が入らないようにする処置です。

 

ラバーダムができない歯は海外では抜歯する基準になるほどです。

 

神経の治療をするときは必ずラバーダムを使い、ばい菌が入らない状態をつくることが必須です。

神経まで進行したむし歯C3の治療方法②
神経まで進行したむし歯C3の治療方法②
神経まで進行したむし歯C3の治療方法②

歯の中は複雑なカタチ

神経まで進行したむし歯C3の治療方法②

 

 

歯の中はとっても複雑なカタチをしています。

人によって根の本数が違ったり、中で細かく分岐していたりします。

 

肉眼ではほとんど何も見えません。

 

そこで神経の治療をする時には歯科用の顕微鏡、マイクロスコープが活躍します!

 

全てが見えるわけではありませんが、肉眼とは比べ物にならないほど細かいところまでよく見えます。

 

必須ではありませんが、マイクロスコープがあった方が治療の精度は高まります。

神経まで進行したむし歯C3の治療方法②

まとめ

 

・神経を取る治療、抜髄(ばつずい)ではばい菌が入らないようにすることが必要

 

・ばい菌が入らないようにするにはラバーダムが必須

 

・歯科用顕微鏡のマイクロスコープがあると、細かい処置ができる

 

 

 

 

 

今日もありがとうございました😊

オブリガード!

 

では、また来週〜😆

 

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