重度に進行したむし歯C4の治療方法②｜お知らせ・ブログ｜むし歯や歯周病の予防に特化した町田の歯医者「前田歯科医院」のDrポル ブログ

ボア・タルデ！こんにちは😃

 

東京都町田市の『むし歯予防に特化した歯医者』、前田歯科医院　院長の前田一義です。

 

ポルトガル🇵🇹が大好きで、仲間からはポルと呼ばれています。

よかったら「ポル先生」と呼んでください☺️

 

毎週土曜日に歯に関するお役立ち情報を中心にお届けしています。

 

いつも見てくれているあなた、ありがとうございます😊

 

 

本日、第33回目は「重度に進行したむし歯C4の治療方法②」です。

 

 

今日はむし歯が重度に進行した歯をがんばって残す治療方法についてお伝えします😱

 

むし歯の進行度合いC4

 

むし歯は進行の度合いによってCO〜C4に分類されます。

C4は歯の頭の部分、歯冠が無くなり歯根だけになっている状態です。

むし歯の状態では最も進行している悪い状態で、基本的な治療方法は抜歯です。

 

でも、どうしても歯を残したい！抜きたくない！という要望が有ればがんばって治療して、残せるかもしれません。

抜歯以外の治療方法

 

根っこだけの状態だと、かぶせて歯を残すことができません。

なんらかの方法で健康な歯を歯茎の上に確保する必要があります。

 

その方法には以下の3つの方法があります。

①歯冠長延長術

歯茎を切って開き、骨を削って健全な歯を露出させる治療方法です。

外科処置が必要になります。

 

 

②MTM(小矯正)

根っこだけの歯にフックを付け、両隣の歯にワイヤーを通してゴムで引っ張り出す治療方法です。

この方法だけは外科処置がありませんが、歯を動かすのに時間がかかります。

 

③外科的挺出

一度抜いて、もう一度浅く埋めなおす方法です。

抜く時に折れないように抜く必要があります。

 

どの治療にしても大変な治療で、保険外診療です。

また、歯科医院によっては対応していない場合もありますので、担当の先生にご相談ください。

 

神経を取っている人は要注意

 

「自分はそんなに大きなむし歯は無いから大丈夫」と思っている人もひょっとしたら危ないかも知れません。

 

実は、神経をとっている人は要注意なんです。

神経がない歯は基本的に痛くなりません。

 

過去に神経を取った歯にむし歯が再発した場合、かぶせもの、土台を除去し、むし歯を除去するとC4の状態になっていることがほとんどです。

 

「かぶせものが外れたら、中が真っ黒だった」なんてことはよくあることです。

 

痛くないから大丈夫だと思っていても、実はかぶせた中でむし歯が進行していることが多いので、レントゲンを撮って確認する必要があります。

 

まとめ

 

・C4になると残す治療は大変手間がかかる

 

・ここまで悪くなる前に治療した方が良い

 

・過去に神経を取った人は要注意

 

 

オブリガード！

 

今日もありがとうございました😊

 

 

また来週もよろしくお願いします！